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流産の経験、豆ちゃんの記憶
なんだかこのブログはいい意味で読まれているという感覚がないので、自分の日記として自由に書ける気がします。

私たち夫婦にとって、辛く、でもとても大事な経験である、これまで文章にはしてこなかった流産の経験も書きたいと思います。

2016年の12月、私は生理が少し遅れていて、「もしかしたら」という思いから、妊娠検査薬で検査してみました。
夫とテレビを見ていて、そのCM中に検査をしました。

検査が終わった私は、意気揚々と「チャラーン!」と妊娠検査薬を夫に見せました。
「ええっ」と戸惑い驚く夫もなんだか可愛かったです。
2人の赤ちゃんができたのです。
もともと2人とも赤ちゃんができたらいいねと言っていたので、夫も驚きながらも喜んでくれました。

その週末に2人で自宅近くのクリニックへ。
「妊娠検査薬では陽性でした」というと「じゃあできてるね」とアッサリと答えるお医者さん。
「みてみよう」とはじめての内診を受けました、なんだか初めて妊娠の内診をうけたことと、緊張と赤ちゃんがいるのかドキドキで、診察中ツボにはまってゲラゲラ笑ってしまいました。
お医者さんに「動くと見えないよ」と注意されるほど。
夫は診察室で私の声を聞き、感動で泣いている声だと思ったようです。

すると小さな楕円形のものが見えて、これが赤ちゃんだね、と言われました。
看護婦さんも優しい笑顔で「こんなにちーっちゃい赤ちゃん」と手でサイズ感を示してくれました。

『可愛い』
そう思いました。

「まだ卵胞が出来たばかりのようで心拍が確認できないので、2週間後に検診に来てください。」
「15%の赤ちゃんが、流産する可能性があります。」とのこと。

お会計を済ませて、なんだかフワフワした気持ちで2人で自宅に帰ります。

「ゆっこの歩き方が違うもん」と夫に言われ、私は気づかないうちにお腹を大事に大事に歩いていたことに気づきました。

私たちのところに来てくれた赤ちゃん、とっても嬉しかったです。

卵胞は豆みたいに小さくて、豆太とあだ名をつけたり、夫が昔からつけたいと言っていた名前で呼ばれたりしていました。
豆ちゃん。

年末ということもあり、自分の実家に帰った時に報告をしました。
「良かったねぇーーー!」と母に抱きしめてもらい、泣いて喜んでくれました。
こうやって自分たちの赤ちゃんを喜んでくれる人たちがいるんだと心から実感しました。

1月2日、夫の実家に行きました。
迎えに来てくれたお義母さんにも報告すると「きゃーおめでとう!」と腕を組んで喜んでくれました。お義母さんとの心の距離も縮まったようで、余計に嬉しく感じました。

その日の夜は夫と義母と義父と赤ちゃんの名前について話したりしてて、後から聞いたら夜中の3時までこの名前がいいんじゃないかな、あの名前がいいんじゃないかと話し合ってくれていたみたいです。
お義母さんも「●●(夫)、本当に赤ちゃんが嬉しいみたいね。」と笑っていました。

夫の友達が集まる新年会に参加させてもらい、でもその場ではお酒を飲まずに早く帰りました。
とても明るい人たちばかりで、もう少し長く参加していたかったです。
早く帰る人は少なかったので、いつの日か「あの日早く帰ったのは赤ちゃんがいたからなんだ」と報告したいなと思いました。

また、大好きな女友達との新年会を1月上旬に予定していました、
本当はその場で妊娠の報告をしたかったけど、まだ心拍が確認できてなかったこともあり報告は見送りました。
するともう一人の子が「実は妊娠5ヶ月なんだ」と報告が。
その子はマスクをつけていたし、最近体調悪いようだったので「もしかしたら」と思っていたのですが、本当におめでたでした。
つわりが大変だったことや食事を気にしていることなどを聞き、心からおめでとうと思う気持ちとともに、私もこの場で報告できたら良かったなと少し寂しく思う気持ちもありました。

待ちにちまった検診の日。
心拍の確認をする日です。

自宅近くのクリニックに行き、再び内診を受けました。今回はツボにはまらずに受診することができました。
「んー、今回も確認できなかったね。卵胞は大きくはなってるんだけど。また2週間後に来てくれるかな。」

このとき、「赤ちゃんの心拍が確認できない可能性がある」ということを徐々に実感してきました。
でも、この時期は受精した時期が変動的でまだ分からない、そう言い聞かせました。

2週間の記憶があまりないのですが、とにかく検診の日を待ち望んでました。
ついに来たその日、夫と手を繋いでクリニックに向かいました。

あんなに嬉しくて笑いながら見た内診も、なんだか重い気持ちで受けることになりました。
内診で映し出された赤ちゃんはやっぱり小さな豆のような大きさで、そこには何の動きもありませんでした。

「赤ちゃん大きくなっていません、心拍も確認できないです。恐らく成長はしていないと思います。もう一度期間をあけて診察を受けますか?」
「15%の赤ちゃんは受精卵に問題があり、母親の環境などは関係なく、流産してしまうものなんです。」

優しいお医者さんと看護婦さんだったので、私が受け入れるまで診察を受けさせてくれることを勧めてくれているようでした。
涙を拭くためのティッシュを夫が手渡してくれました。

再度診察を受けても変わらないだろうことは分かりました。ただ、他の先生にも診てもらって、最後確信を得たいと思った私たちは、その足で出産をする場所にしようと思っていた実家近くの産婦人科で受診してもらうことにしました。
電車の中でも涙が溢れてきます。
その度に夫が拭いてくれてます。

実家近くの産婦人科へ。
とても冷静なお医者さんで経緯と内診を受けるとズバッと「赤ちゃんは育ってないですね、これから成長する見込みはありません。」
と断定されました。
もう1つのクリニックでは敢えて断定的な表現は避けてくれていたため、もしかしたらもしかしたらと可能性を残して引き延ばしていましたが、ようやく「ああ、もうダメなんだ」と心から理解することができたように思います。
あとはお医者さんから淡々と流産に関する手術の話を受け、手術の日程が決まりました。

「卵胞だけで赤ちゃんはいなかったと言うことですか」
「いえ、卵胞があるということは赤ちゃんがいたということです。」

豆ちゃんは私の中に確かにいた。
でも、もういなくなってしまう。

診察のあと、2人で入ったイタリアンのファミリーレストランで、周りから引かれるほどに私は泣きました。
ずっと夫が手を握って手を撫ぜてくれました。
オイオイと。

ひとしきり泣き、涙も枯れてきて。

実家が近かったため、その足で赤ちゃんが育たなかったことを親に報告することにしました。

姉と母がいました。「赤ちゃんダメだった」と言うと、ただただ何も言わずに一緒に泣きながら抱きしめてくれました。
私は温かい体温の中で、またただ泣きました。

豆ちゃんに会いたかった。
あんなに小さくて可愛いのに。

その日はどのようにお家に帰ったか覚えてません。

一緒に悲しみ、そばにいてくれた夫と家族の存在がとにかく有り難かったです。

ーーー

流産の手術を控えた直前のある日、明け方お腹に異変を感じました。
自然流産の可能性もあるため、生理用のナプキンをつけていたのですが、そのとき出血をしていることに気づきました。
その瞬間、するっとつるんとしたものが体から出ていくのを感じました。

流産手術を予定していた病院で診察してもらうと、卵胞も全て体から出ているということで手術の必要はないと言われました。
自然流産です。

あのときつるんとしたものが体から出て行ったのは卵胞だったのでしょう。

今まで豆ちゃんがいなくなることが辛く、苦しかった私にとって、自然流産の経験はとても意味のあるものとなりました。

「自然なこととして、流れるべくして流れる」ということを体で実感したのです。
豆ちゃんは流れるべくして流れた。そこには悲しいや嬉しいなどのプラスやマイナスな感情とはリンクする必要がない「自然の摂理」がありました。

お腹の中に無理矢理留めようとするのは間違いでした。
豆ちゃんもそれは分かっていて、自然と体から出て行ったのです。
「流れる」というのは悲しいけれど、水が川上から川下に流れるように、本当に「自然の流れ」のことを指しているのだと感じました。

ありがとう、豆ちゃん。
大好きな豆ちゃん。
短い時間でも私たちの子どもとしてお腹の中に来てくれてありがとう。
嬉しかった。

自然のこととして、私たちの元から巣立っていった豆ちゃんの存在を感じながら、
今お腹の中では新しい命が育まれています。

命が誕生する喜びやいなくなる悲しさや、自然の摂理を教えてくれた豆ちゃんのことは忘れません。
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【2018/01/04 17:54】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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